アコースティックギターに使用される木材には
多くの素材が使用されていますが、
ギターのボディの各部、特に、
トップと
サイド&バック
の組合せには一定の方向性があります。
アコースティックギター作りの上で、
長年培われてきたこのトップ+サイド&バックの組み合わせは、
音質や音量、特徴を現すひとつの指針になります。
ある程度のギターの鳴りを測る目安とはなるでしょう。
もちろんギターのよしあしは
こういった素材や、素材の組み合わせだけで決まっているものではなく、
1つの要因に過ぎないことを踏まえておいてください。
よくある組み合わせパターン@
スプルース トップ
+
マホガニー サイド&バック
さくさくした比較的明るめの音抜けの良い音質になる傾向があります。
中低音には暖かみのあるサウンドがあり、ドスンというパワー感はあまり見られません。
ハリのある高音域が特徴で、ストローク時にも邪魔くささがない、
スッキリしたギターサウンドとなりますでしょうか?
マーティンのD-18あたりが代表的なギターで、
D-28と比べたときに、非常に上記の解説がうなづけると思います。
ギブソンではJ-45・J-50
などで使われています。
よくある組み合わせパターンA
スプルース トップ
+
インディアン・ローズウッド サイド&バック
マーティンのD-28にはこちらの組み合わせがなされています。
重量感があり、深みのある低音で、説得力があります。
もっともスタンダード感を感じさせます。
ちょうどいい硬さを持ち、まとまりのある音がズボンと発射されるイメージです。
ギブソンではあまり見かけませんが、
ギブソンJ-45カスタムバインでは、こちらの素材の組み合わせがなされています。
よくある組み合わせパターンB
スプルース トップ
+
ハカランダ サイド&バック
ハカランダ(ブラジリアン・ローズウッド)
は、ローズウッドと比べると、
より硬い音と、独特の艶をもっています。
Aのパターンに傾向は似ています。
トップ材のスプルースにもハカランダにあわせてか、
グレードの高いものが使用される事が多く、
高級なギター、マーティンのゴールデンエラなどに使われていたりします。
よくある組み合わせパターンC
スプルース トップ
+
コア サイド&バック
カリっと芯のある整った音を奏でます。
オールコアの方がよりこのコアの特性は顕著ですが、
これはパターンとしてはそう多くないですかね。
甘い大人のサウンドです。
よくある組み合わせパターンD
マホガニー トップ
+
マホガニー サイド&バック
オールマホガニーの場合、
スプルーストップとの比べると、
拡がり感や鳴りに物足りなさがあるかも知れません。
高音域の鳴りが特徴で、カリカリです。
スモールタイプのギターにたまに見られる組み合わせです。
よくある組み合わせパターンE
スプルース トップ
+
メイプル サイド&バック
硬めで指向性の強い音質が特徴。
メイプルの機体による音質の差によっては、
やわらかさが感じられることもある。
ギブソンのSJ-200あたりのギターにしようされています。
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